富山産スギでつくったウッドデッキ

ノンビス工法ウッドデッキとは

地球環境を考え、自然の恵みを活かした持続可能は木材を

氷見産スギを加熱水蒸気と圧力を用い、ノンケミカルで耐久性・寸法の安定性を高めた次世代の木材です。

特徴

ノンケミカル

圧力をコントロールできる窯の中で過熱水蒸気を用い、化学物質・石油物質を全く使わずに処理を行うことで環境にも優しい製品です。

木材中のヘミセルロースは水と結びやすく、それにより反り・腐れ・カビなどが発生します。

そこで、このヘミセルロースを選択的に熱によって化学変化させることにより木材に水が取り込まれにくくなり、これらの欠点を 長期間に渡って寄せ付けません。

高耐久性

木材が腐る現象は腐朽菌が木材の成分を分解することで 起こります。この腐朽菌の活動には水が必要で、木材の含水率が28%以上になることで起こります。

ノンビス加工ウッドデッキは熱処理により木材成分であるヘミセルロースを化学的に変化させることにより、木材に水分が取り込みにくくなることで含水率が高くならず、ずっと腐れを予防できます。

芯まで着色

針葉樹は仮導管という水を運ぶ繊維細胞の束によって出来ています。

防腐剤や塗料などはこの木材繊維に薬剤などを染み込ませることによって処理を行います。しかし、木材細胞に薬剤などを芯まで染み込ませることは困難です。

そこで芯まで届く熱処理によって全体はほんのりと茶色に変化し、芯まで着色されているので木口塗装(タッチアップ)も不要です。

高い寸法安定性

一般に流通している木材は人工乾燥窯によって含水率を20%以下にして販売されていますが、実際に用いる際には10~25%の範囲で含水率が変化してしまうため、これにより伸縮・反り・割れが起きます。

熱処理により化学変化させたWolesty Mocaは、空気中の水分を取り込む水分変化が起こりづらく、寸法精度が高いのが特徴です。

富山県産スギへのこだわり

富山県の森林面積は県土の約67%を占めています。

しかし、素材の生産量は全国第17位と森林県でありながら木材県ではありません。

そのため、富山県内の森林には放置された間伐材などが多くあり、森の健全な育成を妨げるなど、様々な問題が発生しています。

長谷川興産では、富山の豊かな自然を守るため、森林資源を有効活用するための活動を行っており、その一環として富山県産スギを使ったノンビス工法ウッドデッキを開発しました。

これからも事業を通して、次世代へつながる、人と自然が共存できる地域環境づくりに取り組んでいきます。

こんな所で使われています

こんな所でも使えます

ノンビス工法ウッドデッキは、ご家庭はもちろん、公園、カフェ、公共施設などさまざまな場所でお使いいただけます。

一般住宅

公園

カフェ

施設オープンデッキ