≪注目を集めるペレットストーブ≫
石油・天然ガスなどの化石燃料は消費量が年々増大し、数十年後には枯渇するといわれています。
そのため、化石燃料に代わる新たなエネルギーとして、再生可能エネルギーの注目が高まっています。
太陽光発電、太陽熱利用、風力発電、水力発電、バイオマスなどは、
すべて法令で定められた再生可能な次世代エネルギーです。
ペレットストーブの燃料であるペレット燃料も、100%木材でできた木質バイオマスエネルギーです。
森林率が先進国の中で第3位である「森林大国日本」にとって、おおいに有効活用できる
貴重な自然エネルギーの1つです。
限りある資源を有効活用できるのは木質ペレットの大きな魅力ですが、
もうひとつ見逃せないメリットがあります。
それは、「燃焼させても大気中のCO2が増えない」という点。
木質ペレットが燃焼する際に排出するCO2は、原料となった「木」が成長する過程で光合成をし、
大気中から吸収したものです。
もとからあったものを還元するだけなので、大気中のCO2の総量は増大しないというわけです。
これらのことから、化石燃料に替わる「エコでクリーンな次世代エネルギー」として
木質ペレットが注目されているのです。
再生可能エネルギーとして木質ペレットへの注目が高まるのに比例して、
それを燃料とするペレットストーブへの注目も高まっています。
国内でも販売数が増加傾向にあるペレットストーブ。
なぜペレットストーブが多くの人を惹きつけるか?ここからは、
その魅力に迫っていきたいと思います。
≪ペレットストーブの魅力≫
1.火を身近に感じる生活
ペレットストーブの1番の魅力は「火が見える」「火の揺らぎがもたらすリラックス効果」です。
火の揺らぎはお部屋だけでなく、心までじんわりと暖めてくれます。
また、火は人と人のコミュニケーションを促進するという心理効果もあります。
ある実験では、本物の火がともる部屋では以下のような結果が得られたそうです。
・雰囲気が良くなり、リラックス・癒される・親しくなれると感じる。
・会話の相手が自分に似ていると感じる。
・2人の距離が縮まる。
・会話中に暖炉を見る回数が多い。
・会話開始後、時間の経過とともに相手の話にうなずく回数が増え、
「会話が途切れる時間」が減る。
薪ストーブと違ってボタン1つで点火・消火も可能なので、
薪ストーブはハードルが高いという方にもおすすめです。
2.ムラなくやさしく暖める
ペレットストーブの暖房効果は遠赤外線によるものです。
太陽光やお風呂のサウナと同じように身体を芯から暖めてくれるだけでなく、
お部屋の壁や床自体を温めてくれるため、空気だけを暖めるエアコンのような
「足元が寒く、顔だけ暑い」といったことがなくなります。
また、火を落とした後もストーブ自体が熱を持っているため、
しばらくはその熱で空気が暖められ、室温の低下も緩やか。
お部屋に蓄えられた熱が朝まで残っていて、
「ペレットストーブにしてから、冬でも朝起きたとき部屋が暖かい!」
というお声も数多くいただいています。
3.火を起こしても空気がクリーン
当社が取り扱うペレットストーブ「エコティシリーズ」は、
燃焼に必要な空気を室内から供給し排気を屋外に排出するFE(強制排気)式なので、
お部屋の空気はクリーンなまま。
石油ストーブのようなイヤな臭いもありません。
お子様やペットにもやさしい暖房です。
4.結露しにくい
灯油ストーブやガスストーブを使うと、灯油1リットルを燃やしたときに
約1リットルの水蒸気、都市ガスは1.5リットルの水蒸気を発生させます。
この水蒸気が、冬の結露の大きな原因になっているのです。
結露はカビ発生の温床となり、発生したカビはアレルギーや
さまざまな病気を引き起こす可能性もあります。
寒さ厳しい富山県では、冬の洗濯物は部屋干しというご家庭も多いと思いますが、
ペレットストーブなら結露もしにくく、熱で洗濯物も乾きやすいので、快適に過ごすことができます。
5.安定してリーズナブルな燃料費
富山県などの寒冷地でも、ペレットストーブなら火力を最大にしなくても約30畳の暖房が可能です。
また、灯油と違って価格が変動することはほとんどないため、
安定した価格での燃料確保が可能なのも、ペレットストーブの魅力の1つです。
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